お子様連れのご旅行の基本
お子様を連れて旅行する際に知っておくべき基本的な事例をご紹介しています。
- お子様の健康チェックは1週間前から
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子供の体調は、全く予想がつかなくて、前日までは元気だったのに翌朝は体調を崩しているということも決して少なくありません。1週間ぐらい前からしっかりと昼寝をさせて、今まで食べた事のない食べ物などは避けたほうが安心です。
また、プチトラベルのデビューは首もすわり、体つきもしっかりとしてくる生後3ヶ月以降が多いようです。
- スケジュール
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赤ちゃんの生活リズムを基本にして、公共の乗り物を利用する場合は、お昼寝で眠たくなる時間帯に合わせて移動するのも1つの手段です。
そして目的場所は一日一つに絞りましょう。
また、お泊りのご旅行では宿泊先に早めのチェックインを心がけ、ゆとりのあるスケジュールで心身ともにリラックスして頂けるよう、願っております。
- 移動
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電車の場合⇒出来るだけ空いている時間帯を選び、平日なら通勤時間帯(AM8~9時頃やPM5時以降)の移動は避けましょう。
また、禁煙車両の指定席で、車両の最前部か最後部の座席であれば、スペースが広めなので荷物を置くことも出来ます。
車の場合⇒月齢の低い赤ちゃんは車に乗ると寝てくれるので、案外スムーズに移動できますが、活発な子は、長時間ドライブに飽きてしまいます。2~3時間おきにパーキングエリアで授乳やおむつ替えをしましょう。
また、日差しが強い季節には、日避けをし、水分補給を忘れないようにして下さい。
- 授乳
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授乳の際には、肩から赤ちゃん全体にかけて、人前でもスムーズに行える大判のスカーフがおすすめです。冷房が効き過ぎの所では、赤ちゃんをスッポリくるむことができます。
また、授乳室や調乳用のお湯があるかどうかを事前に調べておくことがポイントです。
移動中に目的地までお湯がなかった場合に備えて、ご自分で持参しておいた方が安心です。
- オムツ替え
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ベビー・シートがあるかどうかを事前に確認しておきましょう。
使用済みのオムツを包むために小さなビニール袋を多めに持っていきましょう。ビニール袋の口はしっかりと閉じ、臭いが洩れないようにしましょう。
また、つかまり立ちができるなら、ママの肩につかまらせ便器のフタの上に立たせて交換するとスムーズに出来ます。
寝んねの時期なら、ベビーカーの上に汚れ防止の防水シートやビニールシートなどを用意しておくと便利です。
- ぐずった時
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長時間同じ場所、同じ体勢では飽きてしまいます。
ぐずり出す前にひざの上でトントンしたり、お気に入りのオモチャやぬいぐるみなどを直ぐに取り出せるようにしておくと安心です。
暑さのせいで機嫌が悪くなることもありますから、小さめの保冷剤をタオルに巻いて、赤ちゃんの首筋やオデコに当てて冷やすのもポイントです。
また、離乳食が進んでいる赤ちゃんならビスケットやバナナなど腹持ちのいいおやつは、ぐずった時に効果があります。
新幹線や特急列車などの車内では、座席前の床に一人用のビニールシートを敷いておくと便利です。その上で、靴を脱いで座って遊べますし、子供も自由に過ごすことが出来ます。